磨き方の指南情報は雑誌だったり、サイトだったりに
溢れているけど、なかなか自分の好みにあった
磨き方を見つけられずにいた。
使い込む程に出てくる「革の味」に対する感覚は
人それぞれだからね。どんなサイトを見てもシックリこない。
そこで考えた訳です。
「自分にとってニヤリと笑みがこぼれる革の味は?」と。 1.オイルレザーに近いくらい、濃い色をしている
(素材によっては飴色になっている)
2.大きく型崩れ・ヒビ割れ・切ったような傷などがない
※こすり傷は勲章
3.シワ・かすり傷などが適度にある
※ピカピカ輝いている革は基本的に好きではない
そんな自分に漸く合った磨き方が見つかりました! 0.購入後 履く前に必ず下記3~を実施
1.ブラシでドロ・埃など落とす
(靴紐の場合、外してベロ部分もブラッシング)
※細かいところは歯ブラシ使用(下記も同様)
2.クリーナークリームを使い、ブラシで落とせない
くすみなどを落とす
3.ミンクオイルを自分の指で隈なく塗りこむ
スエード以外は基本的に全部ミンクオイル
(光沢のある革でも)紐穴などにオイルが入って
綿棒などで掻き出すのも手間なんで紐穴近辺はオイルを
塗らず、下記5の部分で古布に付いて、うっすら滲んだ
オイルでサッと拭く程度
4.一晩寝かせる
5.翌日、革に吸収仕切れなかった余分なオイルを
古布で拭き取る
6.ブラッシング
縫い目など隙間に詰まったオイルを掃きだす
7.さらに軽く拭く
日々のメンテは脱いだ時にブラッシング&翌朝に
シューキーパー。天気の良い日は陰干し。
鉄則として雨の日は履かない。
だから革靴を履く予定の日は必ず天気予報をCHK。
雨もしくは雨の可能性があるなら雨用靴を着用。
以上です。
ポイントは「履く前、全てミンクオイル・自分の指・
一晩寝かせる・シューキーパー」
ここに辿り着くまでに、イロイロと遠回りをしてきました。。。
◆履く前全てミンクオイル元々光り輝く革が好きではない自分は
ミンクオイルが醸し出すぼけた輝きが全然OKなのです。
ただ愚直にも店員が口にするクリームを使ってたよ
定番通りの色付きのシュークリームとかね。
そして多様し過ぎた結果、革にヒビ割れが・・・
なんでもクリーム自体にロウが入っていて、そのロウが革に
入り込み、最終的には革自体にヒビを入れてしまう。。。
この恐ろしい実体は身をもって学んだよ。
お気に入りの靴が赤ギレのようにヒビ割れてさ・・・
◆自分の指これは塗りこむ際に、程よく溶けていた方が馴染みやすいし
塗りすぎた際も自分の指なら感覚でわかるでしょ。
◆一晩寝かせるこれは直ぐ拭き取ってもいいんだけど
一晩後の方がより革に馴染んでいる気がするってレベル
◆シューキーパー恐るべし。使わねばわからん威力。革靴は履けば必ず
シワが入ります。このシワをスマートに入れようと思うなら必須!
買いたての靴は、その日の履き方を素直に反映してしまうから
シューキーパーでシワを伸ばしつつ、何回かに分けてシワを
綺麗に入れていくイメージでシワを育てます。
手間がかからない訳ではないけど、育てる気持ちでメンテすれば長い間、自分を支えてくれる大切な相棒に必ずなってくれてます♪