2008年8月25日

とんぼ玉教室_第六回

  
今回は玉作りです。

過去2回に作成したレースを使用しました。

<レース玉>
・素玉を作成。このとき求める完成形の7掛け程度の大きさに。
 だいたい素玉の1.5倍の大きさになるため。
・素玉の形態は完成形の原型となるため、丁寧に作成。
・綺麗な部分を先端とすべく、レースの端は炙り、水に付けて
 削ります。
・素玉を持つ芯棒に対して直角にレースを配置し、巻きつける。
 このとき、炙る場所が近すぎると素玉の形が崩れるし
 遠すぎるとレースが素玉から遠い場所で曲がるので美しく
 巻けない。
・レースが美しく巻けず、出っ張った場所に対し、放置。
 何か手を入れようとしても、現実的に不可能。
・巻きつけるレースの間隔はキツめ位で丁度良い。
 間が開くと美しくない。
・巻きつけた後、レースを崩さないよう時間をかけて炙る
 レースの間にある凸凹が無くなるまで炙り、コテかけ。
 
本日1作目


本日2作目



本日3作目


<番外編:離型剤が外れても玉を作り続けると・・・>
こうなります。芯棒にガラスがシッカリと食い込み
二進も三進も行きません。
最終的にはガラスを粉砕するしか無い上に、この側で玉を
作るコトはできません。
やはり先生の云うことはシッカリ聞くもんだと妙に感心しました。
 
本日4作目





今回やってみて感じたのは、レースが短い・・・
まだ不慣れなため、レース自体の美しさは云うに及ばず長さも
指先から肘くらい迄の長さしか作れない状態で玉に挑んだ訳です。
 
すると、このように半分までしか巻けない状態なので別のレースを
足して何とか形にしなければなりません・・・
これはこれで気に入っているんだけども。
 

先生が云うように腕を拡げて双方の指先に触れるくらいの
レースを引けないと狙った大きさの玉は作れないんでしょうな。
 
先は長いです・・・