2007年12月11日

部下は育てるな!取り替えろ!!

 


 
読んでみましたよ、ショッキングなタイトルだったので。
筆者は前作「お客様には絶対謝るな」から読むことを
奨励してますが自分は天邪鬼なので、本書から読んで
みました。
 
自分にとっては、いい本です。

日頃自分の考えが正しいと思いつつも、政治に巻き込まれる
ことが多い方には特にオススメ。
正しい判断の根拠やケーススタディが盛り込まれた文章になって
いて、更に随所にホメ言葉が散りばめられているので、非常に
読みやすい。
 
また非マネジメント層の人も、社会人で無い人も一読の価値あり。
企業に勤めるということは、どういうことなのか?
またそこでの判断指標とは?
この実態が如実に描かれています。
とりあえず就職活動している人も、読んだ方が良いです。
資本主義の流れに乗るということは、何を意味するのか?
このあたりも勉強になるでしょう。
 
簡単にいうと「自己実現への最短距離を取れ」ということです。
 
このタイトル・また「焚書」と入れるあたりが、日本社会の
スタンダードではないことを自覚している訳ですが、可能な限り
早いタイミングで本書の思想が一般的に根付くことを、個人的には
期待したい。