2007年9月9日

塩井社水源_熊本県

 
行って来ました。
 
名称に社が入っていたので、期待充分!
綺麗に整備された車留から若干歩きます。
 
 
200mくらい先に鳥居発見!期待が膨らみます!!
 
 
注連縄が若干ダレテいたので少々不安が・・・
 

 
そんな不安を拭うように土俵が!
土俵があるってことは神に奉げる相撲を行った歴史があるって
こと。周辺住民の結束・信仰が垣間見えます。
 

 
その奥に水源が。
 
 
白川水源のように綺麗に整備され尽くしている感はなく
その分、自然に近い形なんだと思う。
底の泥とか綺麗に取り除かれている訳でもないし、周辺の
草木も朽ちるままに任せているし。
 
個人的には、こちらの水源の方が気に入りました。
人の手が極端に入っておらず、その力強さ・偉大さを
誇示することなく淡々と刻が流れていく、この水源は
時間が許す限り、佇みたいモノを感じました。
 

 
神社には狛犬不在。
ただ社の造りは豪奢では決してないが丁寧な仕事がなされてて
形式だけのモノではないことが、良くわかります。
 
 
この水源は、そのまま用水路に流れていたんだけど
その先で、こんな場所を見つけました。
 
玄関先に用水路が来ている住民宅には歯ブラシとコップが。
朝起きて、ここの水で口を清めたら、パリッと一日が過ごせそう。
何とも羨ましい生活。
 
 
用水路には綺麗な水草も。
阿蘇は水ってコトを意識したことはなかったけど、日常の生活の
中でもよく接していることを思い出した。
サントリー天然水って西日本はラベルに阿蘇って書かれていることを。
 
中岳という荒々しい火と水源という穏やかな水と。
こんな贅沢な両極の状態が見事に融合しています。
 
まだまだ水源は各所にあるので、次回はジックリと自分に響く
水源を探してみたい。