2007年5月22日

Ag+

最近よく目にするようになった、Ag+。
気になったんで、ちと調べた。

銀イオンというらしいね、金属系は皆、陽イオンになるんだって。
電子のやりとりが起こって、物質が電気的な性質を持つことが
イオン化だったと思う(学校で勉強しなかったから、曖昧です・・・)

では、何故にAg+は除菌・消臭効果があるのか?

臭いも雑菌の悪さが素だったりするから、ターゲットは
細菌・雑菌たちになる。
銀イオンが対象物質に付着すると化学反応を起こして
(Ag+の場合は陽イオンだから、何かの陰イオンと反応して
 電気的均衡を保とうとするんだと思う)安定する。
このときに反応ついでに側にある細菌の細胞から
別の物質を抜き取り、より安定した物質になるらしい。
すると何かを抜かれた細菌は欠損が起きて分裂とかで自らを
増殖することはモチロン、生存することもできず、死滅する
らしいよ。ついでってことだから細菌もかわいそうに。。。
どうせなら主役になってから舞台から降りたいだろうにね。

またAg+は水と反応することで水素と酸素を生み出すんだって。
この酸素は活性酸素で自分達も運動したりすると発生して
疲れの素になったりする物質。量は微量だから人体に影響を
及ぼすことはないらしいんだけど、細菌など小さい生命体には
インパクトが大きく致命的となり除菌効果をもたらすんだってさ。
 
こんなにパワフルなAg+が消臭剤とかに入ってる場合は
成分がそこにあるのはわかる。

けど食器洗浄器や洗濯機のAg+は、無くならないのか?

何と銀のプレートとか入っていて、そこから生み出され
あまりメンテもいらないんだとさ、便利な世の中になったもんだ。

こんな事を調べるうちに、以前より科学が生活に入り込んで
いるのだなーと感じる今日この頃です。