2007年3月24日


墨攻を観ようと決意したものの今となっては公開劇場の
少ないこと・・・やむなく断念。
DVDが出るまで待つこととしませう。。。

で、パフューム観てきました。

全く知らんかったんだけど誘われるままに、劇場へ。。。
2.5時間もあるって聞いて、「長い・・・厠は大丈夫か??」と
水分摂取を控えつつ、つまらん!なんてことがないよう祈りつつ。

おもろい!
アクションみたいにスッキリではないが、慣習や日常に
縛られた頭をハンマーで殴りつけられるようなインパクト!!

自分は香水を付ける習慣はない。
でも匂いが記憶の鍵になったり季節の変わり目を
感じたりすることは、ままありますな。

匂いによって感情をコントロールできるって考えてこともないし
「匂いを保管する」ってことも試みたこともない。
 
この映画を通して、そんな新たな視点の発見があった。
と同時に根源的なことの再認識もあったね。
 
 「純粋な渇望は法や倫理を超越する」
 
文明社会ではもはや許されることではないけど、この文明を
築き上げたモノは、この渇望を原動力とした開拓精神だったのでは?
とふと感じた。
 
法の一線を越えることは許されないが、この渇望を生み出す
純粋な視点は幼かった自分も持っていたはず。
大人になるにつれ自然と排除してきた、この視点は今一度
振り返ってみる必要はありそうだ。型に嵌ってるのもなんだかね。。。

そんな訳で匂いネタをもう1つ。
最近ブームはこのCM
合コンの席で固そうな女の子を匂いの力で男の子が
陥落させるバージョン。匂いの表現で使われる戦闘が
コミカルでツボに入ってます。。。