行って来ました。
18:30開門予定なので18:10過ぎ到着すると、約30名程の行列が。
意外と云えば意外。もっと並んでいるかと。
一般展のお客さんが引けてから、開門とのことだったので、約20分待ち。
が、列があまり伸びませんでしたな。
18:30過ぎの開門時には約100名程度でした。
先頭に係員、後続に友の会のメンバーが続いて粛々と平成館に。
ここで1つ障壁が。
ピンバッヂ取得の際にも感じた違和感・冗長感。
そうです。ネット経由のチケットは番号照合に時間がかかり
通常チケットと入り口を2ヶ所に分別してました。
確かに通常チケットは、もぎるだけだからね、早い早い。
で、何とか入場し、2階に上がると長蛇の列が。
これは音声ガイドを借りるのに並んでいました。
自分にとっては、そんなコトよりも、海洋堂のフィギュアです!
HPでは1人1ケとあったので、さぞ並んでいるのだろうと思い
音声ガイド以外の列を探したのですよ、キョロキョロとね。
が、そんな列はどこにも無い・・・
「まさか、もう完売!!!」と焦りつつ係員に確認すると「1Fですよ」
早く云ってよ、変な汗かいたじゃろ!?
で1F行くと半券見せつつ、ヤマト便の送り状を渡され奥のレジで
精算&半券裏に押印。(重複購入を防ぐためだろうね)
これで一安心して、音声ガイドの列を横目に、いざ入場。
最初のエリアで既に、展示ガラスの前に整然と列が出来ていて
粛々と鑑賞しているじゃない。
自分は、遺構より発掘された金属などには、あまり興味が無いので
八部衆が待つ、エリアに一っ飛び!
いらっしゃいます!
八部衆像-阿修羅像&十大弟子像が!
これは凄い、去年興福寺に行った際に数体には会っているモノの
いかんせん、ガラス越し。
今日は露出展示なんで、手を伸ばせば届く・触れるコトが可能!!
不思議なもんで、これだけ堂々と露出されると揺らすコトさえ、ならん!と
感じました。展示方法なのか?像が持つパワーなのか?は不明だけども。
今回は迦楼羅・五部浄を楽しみにしていたので万感の思いです。
五部浄の右腕は東京国立博物館所蔵と云うのには、聊か驚きましたがね。
そして驚いたのは沙か羅の頭上。ちょんまげか?と思ったら蛇でした。
そして充分に堪能した後、阿修羅像が待つ間へ。
非常に不思議な魅せ方で部屋に足を踏み入れると、まず阿修羅像を見下ろす
角度からのの対面になります。
そしてスロープを降りると、360℃開放され、どの角度からも拝観できる
エリアに。
何とも無防備な。しかしシッカリと立つその姿は美しい。
今回の展示方法で初めて知った、阿修羅像の後頭部。
まさか耳とは!!!3つの顔に4つの耳!!最大の衝撃でした!
そして左右の顔を正面に据えて拝観するのも、また不思議な感覚でした。
これだけでも、満腹なのに次の間は、巨大な仏像が。
薬王菩薩立像・薬上菩薩立像
圧巻です、これほど巨大な仏像達から見詰められると射竦められて
しまいます。
と展示物の総数としては、決して多くは無いと思うが、1つ1つが
偉大すぎる展覧会。
大満足の時間でした。
福岡でも特別拝観に行ってみようかね?同じレイアウトでは無いだろうからね。
また福岡を終えて奈良に凱旋した10月には、これまた特別拝観があるようです。
何にしても、奈良にあった金堂が仮のモノだったとはね。
どんな中金堂が出来るのか?楽しみですな。