桜も散り始めてるようで。
喫茶店の窓から眺めてて花弁だけが残っている様は、
ふとニキビ顔に似てるなと感じた。
ニキビ顔の反抗期を越えると青々とした凛々しい姿に変貌する。
その姿を知っていればこそニキビ顔も微笑ましいモノ。
ただ当人は先が見えずにニキビ顔が堪らなく嫌だった…
毎年ニキビ顔になる桜は、どう感じているのだろう?
荘厳なる花を咲かせ終えて夢を見る事もなくグッスリ
眠っているのだろうか?
それとも新緑の準備に余念がないのだろうか?
地球上で最長の寿命を誇る生命体である木と
話をしてみたいものだ。