2009年3月1日

デジタル一眼レフへの道_其の壱

 
前々から気になっていたモノの先日のFotoliaからの現実
提示より、いよいよ気になり始めました。一眼レフ。
 
フィルムの一眼レフに手を出そうモノなら暗室まで作りかねんので
デジタルを。
 
そんな訳でお店に聞きに行きました。
 
「全くの素人なんですが、何をどうしたら良いの?」
「何を撮りますか?」
「とんぼ玉、神社ですね」
 
「とんぼ玉と云うコトは接写になるので、手ブレ補正は要りますね」
 

こんな感じで小一時間話を聞きました。
覚悟はしていたモノの、やはり奥が深そう。
 
◆今回指導頂いたポイント
・レンズ
 各社多様なレンズを発売しているが、企業横断型の汎用性なし。
 ニコンにキャノンのレンズを使うコトは不可能。
 レンズ専門メーカーもあり、同じレンズでも各社仕様のレンズを別個に
 発売してるとのコト。
 マッシュアップなんて概念とは無縁の何とも閉鎖的な世界…
 
・入門・中級・上級クラス
 こんな区分があるようです。
 何が違うの?ってトコロですが、連写速度だったり測距点の
 ポイント数だったり。
 入門から中級に移行する際にメーカー変更は問題ないとのコト。
 これは入門クラスに投資する金額は全体の時系列の中で最も
 ローコストとなるからだそうで、中級から上級への移行時に
 メーカー変更すると、買い揃えたレンズなど使えずリセットになるため
 多額なコストがかかるとの話の裏返しでもあります。
 できれば入門クラスから墓場まで一環したメーカーに出会えるよう
 リサーチは必要と改めて感じましたな。
 
・ハウジング
 自分はダイビングも嗜む関係で、水中撮影=ハウジング装着時の
 操作性も購入時の重要な指標になってます。
 これはバッサリ斬られました。
 「職業でやるなら機材投資も可能でしょうが、趣味なら
  当面、水中撮影は手持ちのコンパクトデジカメに委ねた方が
  賢明でしょう」
 一眼レフのハウジングはそれだけで、¥10万するモノもあるそうで。
 
・ライブビュー
 コンパクトデジカメでは当たり前の機能ですが、一眼レフでは
 まだまだファインダーが主流とのコト。
 最近はライブビュー機能搭載モデルも登場し始めたモノの
 シャッター押した際とのギャップが秒単位で発生するようです。
 自分にスキルが付いた際には不要になる機能らしいですが
 コンパクトデジカメ文化を引きづった一眼レフ初心者にはあったら
 有難い機能と思われるね。
 ただファインダーも懲り出すと際限無く出費が嵩む箇所でも
 あるらしい・・・恐るべし。。。
 
・手ブレ
 レンズ内補正、ボディ内補正の2系統があり、メーカーによって異なる。
 キャノン・ニコン・パナソニックはレンズ内補正、ソニー・ペンタックス・オリンパスは
 ボディ内補正。これはレンズの拡張性に影響を与える部分で、
 ボディ内補正だとどんなレンズにも手ブレ補正が適用出来るメリットがある。
 また軽さによる影響を受けやすい部分でもある。
 
本日の結論としては、ペンタックス K-mを勧められました。
ネットの売上順位とか見ててキャノン EOS Kiss X2かなーと
考えていただけに面食らったましたね。
 
懇切丁寧に説明&推薦して貰った、k-mを無碍に否定するコトが
できるほど、卓越した知識を保有している訳では無いので、
これからジックリと考えて見ましょうかね。