観て来ました。この手の映画は普段殆ど劇場で観るコトがなく
恐らく人生初の出来事と思われる。
2年前のNHKドラマ以来のファンで、心待ちにしていたのも
あったけどイロイロなトコロから断片的に情報が入ることに
よる衝撃の希薄化を懼れて、劇場に足を運んだのかも。
内容自体は書籍も読まずに挑んだモノの、存分に楽しめる内容。
冒頭から、「こんな日本にしたのは俺達では無いのか?」と云う
芝野の台詞に考えさせられ始め、「誰かにならなければならない」
「既得権益に群がる」など数多くの問いかけに曝された上映時間。
「自分の中に何を受け入れ、何を排除するのか?」
常に考えさせられ2.5時間の作品ながら終了まで時計を
確認すること無く終了。
何のために、何を背負い、何を求めて闘うのか?働くのか?
地位や名誉や金では無い魂が、心が満たされることが動機と
成り得るのだと認識させられました。
明らかに映像美であったり、大画面での迫力を楽しむ作品では
無いモノの、満足できる作品でした。